カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)
マウスピース型のアライナーを使った矯正治療です。アライナーは薄くて透明なので目立ちません。
歯の乱れが少ない方、また抜歯をせずに矯正が可能な方に向いています。
ただし、歯並びによっては、最終段階の調整でワイヤー装着を行う可能性があります。
矯正治療の先進国アメリカのアライン・テクノロジー社が開発し、すでに世界で1000万人の方がインビザライン(カスタムメイド型マウスピース矯正装置)の治療を受けています。(2021年5月現在)
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)の特徴
目立たない
透明なため審美性がよく矯正治療中でも目立ちません。
普段通りの食事が可能
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)は食事と歯みがきの際には取り外します。そのため、固いもの、挟まりやすいもの、粘着性の強い物なども一切気にすることなく普段通りの食事が可能です。また、装置への着色も心配ありませんので、カレーやトマトソースなど色の濃い食べ物も気にせずに食べることができます。
発音に影響しない
アライナーは薄いため粘膜や舌に引っかかることがなく、発音にも影響しません。また突起物がないため口元が少し出て見えることもありません。
むし歯・歯周病リスクが低い
外してケアできるため、いつも通りに歯みがきなどのホームケアができます。そのため、口内の衛生を保ちやすく、矯正治療によるむし歯や歯周病のリスクが抑えられます。
これまで、歯型の採取では大きなトレーにシリコンの印象剤を付けて口内に入れ、数分間動かずにいていただく必要がありました。正確な歯型を採取するためとはいえ大きなトレーを入れるのは不快ですし、舌の根本には触れると強い嘔吐感が起こる場所があります。どれほど配慮して行ったとしても、つらい思いをされる方がいらっしゃると思います。
当院では、口腔内光学スキャナーデジタル印象採得装置(「iTero Element(アイテロ)」)を導入しています。使用するのはとても小さな装置で、上下の歯と歯列の精密な歯型を採取するのに何時間もかかることはありません。そのため、余計なご負担なく短時間に精密な歯型を採取できます。
カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)のマウスピース型アライナーを作製するために必要な歯型もデジタル印象採得装置(「iTero Element(アイテロ)」)で採取しています。カスタムメイド型マウスピース矯正(インビザライン)インビザラインのアライナー(マウスピース型装置)は、アメリカのアライン・テクノロジー社で作製しておりますので、従来のシリコン印象の場合は航空便で送ることになり、到着までに時間がかかっていました。デジタル印象採得装置(「iTero Element(アイテロ)」)は口腔内光学スキャナーですから、歯型を正確なデジタルデータとして得ることができます。そのデータをインターネット経由で即座にアメリカのアライン・テクノロジー社に送ることができるため、歯型採取から矯正治療開始までの時間が軽減されます。