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2021.04.28

虫歯を診断するには知識と経験が必要です

虫歯は虫歯菌(ミュータンス菌)という病原細菌により、歯の白い部分のエナメル質が溶けてしまう病気です

エナメル質は人体で最も硬い硬組織ですが、

虫歯菌はその最も硬い組織を溶かしてしまう病原菌です

 

虫歯は、ニキビが1つできたくらいに考えている人もいますが

 

人間の歯を溶かす 病気 です

 

その病気を判断するには知識と経験が必要です

 

虫歯に対する知識が少ない(経験の少ない)歯科医師は

虫歯で歯が黒くなっているところがあっても、どれくらい進行しているか的確な診断ができないため

 

『虫歯になっていますが様子をみましょう』と説明することがあります

 

患者様はその診断を信じるしかないため、初期虫歯で簡単な治療で済むところも大きな虫歯になってから治療を受けてしまう場合があります

 

虫歯の早期発見・早期治療の大切を知って頂くため

当院で虫歯診断を受けた状態がどのようになっているか記載します

 

 

 

 

 

 

CASE1

CASE2

 

CASE3

 

CASE4

 

CASE5

CASE6

 

CASE7

 

CASE8

 

CASE9

CASE10

 

CASE11

 

 

CASE12

丸の部分を黒いところが問題

(虫歯の取り残し)

 

 

 

この虫歯症例は、レジンという虫歯を治療した際に詰めるよく使われる材料ですが

◯で囲った周囲には虫歯はありませんが、レジンを除去したら内部から虫歯が出てきました

 

 

治療する前からすでに黒く透けていますが、これは完全に虫歯の取り残しです

虫歯を取っていないまま治療され、治療費を請求されていたと思われます

 

 

 

 

患者様はちゃんと治療さていると思っているのが当たり前ですが

虫歯治療の治療技術がなく、このようなずさんな治療をおこなっている歯科医師がいるのが現状です

 

しかし、どのような治療をしているかは、ネットで調べれられるホームページからはわかりません

 

ホームページはいくらでも良い歯科医院に見せることはできます

 

歯科医師の虫歯治療は上手い下手かは

虫歯をしっかり取り切って治療をするかどうかです

 

 

世間では

 

痛みがないから虫歯治療が上手い

 

治療した後に痛みがあったら虫歯治療が下手

 

と判断されてしまいます

 

 

虫歯を取らず、歯を削らないまま治療を受けた場合も痛みが出ないため

治療が上手いと言われます

 

虫歯を取り残して治療している状況は、

治療が上手いと言える状況でしょうか・・・

 

 

さらに、

虫歯をしっかり取り除いていないため、治療時間が短くすぐ終わるため

それも治療が上手いと評価されることがあります

 

 

 

虫歯が大きいところを治療し、神経を温存しながら、虫歯を取り除けば、治療したところが神経との距離が近いため痛みが出ることがあります

 

俗に言う、虫歯を治療したのに痛みが出たから

治療が下手くそと言われている理由です

 

 

当院は、歯の寿命を伸ばすために、しっかりと虫歯を取り除き、徹底的に再発防止に努めています

治療した後に、しみたり痛みが出る可能性があることはご説明させて頂いています

 

当院は、しっかりと虫歯を取り除きます

 

 

正しい治療をしても痛みが出てしまったことを

『治療が下手くそ』と言われるであればしょうがないと思っています

 

 

 

 

当院では、治療する際は必ず患部の記録しデータとして保存しています

 

自分の歯がきちんと

治療されているかどうかを判断することは、患部を見ていない限り

治療中に知ることは不可能です

 

治療している歯科医師を信じるしかありません

 

当院ではちゃんと治療してほしいという患者様が多くいらっしゃるため、治療中の虫歯をしっかり取り除いているか記録をしています

 

 

 

 

CASE13

 

CASE13

CASE14

 

CASE15

 

CASE16

 

CASE17

 

CASE18

 

 

治療する前の歯はそこまで悪くなっていないように見えますが

治療すると直接見えないところから虫歯になっていることがあります

 

そのため適切な診断を受けられず

発見が遅れるので 内部で虫歯が進行してしまいます

 

治療した内部から虫歯になることもありません

 

治療した表面が綺麗なのに、詰めた治療材料を除去すると見つかる虫歯は

その時に治療した『虫歯の取り残し』です

 

 

虫歯になっても 硬組織には痛覚がないため、痛みを感じません

 

虫歯になって歯が痛いと感じるのは、虫歯になる原因の『虫歯菌』が歯の内部の神経を感染させた時です

 

虫歯は重症化するまで全く痛みがなく進行します

 

そのため早期発見・早期治療を行うことが重症化予防のために大切

 

虫歯になっている症例をみて、不安に思ってしまった方もいるかもしれません

 

しかし、虫歯を収束させるためには、早期発見・早期治療を繰り返し再発防止をしなければいつまで経っても、虫歯が収束することはありません

 

がん細胞は人間の命を奪う悪性腫瘍ですが

 

虫歯を引き起こす虫歯菌は、人間の歯を溶かし続ける悪性の不二の病です

 

人間が生きている間に一生続くかもしれない病気であるにもかかわらず

虫歯を様子みましょうと言われてしまうことがあります

 

 

信じがたい事実ですね

 

 

もしお子さんの歯が溶けてしまうリスクがあるのに

様子を見ましょうと言われていたら・・・

 

 

虫歯を判断するには歯科医師の技術と知識が必要です

 

 

虫歯の歯は回復しない病気です

 

虫歯があるのに様子を見られている方は

虫歯診断のセカンドオピニオンをおこなっています

 

 

心配な方はご家族でご来院下さい

 

 

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