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2017.12.27

虫歯の治療38(歯の溝から虫歯になり神経まで虫歯が進行していた症例)

左下の歯が黒いと気になって来院されました

診査してみると歯の溝が黒くなっていました

 

 

治療をご希望されたため、処置中に痛くないように考慮し、麻酔をします

麻酔するときもできる限り痛くないように処置しています

麻酔が効き、虫歯治療をしてみると・・・

内部でかなり虫歯が進行していました

 

 

さらに削ってみると・・・

まだ、虫歯を除去しきれません

 

 

虫歯を取りきったら神経まで虫歯が進行していたため

神経を取る処置(抜髄)を行いました

 

 

 

歯の神経を取る治療方法

虫歯が大きく神経まで虫歯が進行している場合は、神経が感染しているため神経を取る処置(抜髄処置)が必要になります

抜髄処置 Case1

抜髄処置 Case2

抜髄処置 Case3

抜髄処置 Case4

当医院には虫歯の進行した方が多くいらしています

それでは、虫歯が神経まで進行している場合はどのように治療するか説明していきます

虫歯菌(ミュータンス菌)によりエナメル質が溶け神経まで虫歯菌が進行すると神経が炎症を起こし痛みを伴います。症状としては、冷たい物や温かい物がしみる、何もしなくても痛いと感じることがあります(この症状があったからと言って必ず神経を取るわけではありません)。神経まで虫歯が進行しているにもかかわらず治療せずに放置すると、根の先に膿がたまり根の先の顎の骨が溶けることがあります。

神経の管は人それぞれ複雑な構造になっているため念入りな処置が必要になります

抜髄処置の場合は、根管の清掃と洗浄は予定では2回行います。

痛みや違和感が消失しない場合は根管治療を繰り返します。

根管治療が進むと根管に密閉し感染の再発を

防ぐために特殊な充填材を詰めます

根管充填が問題なければ歯を補強する土台を作り、

被せ物をオーダーメイドで作ります

保険治療では銀歯になりますが

見た目が気になるようなら

白い歯を入れることも可能です

口腔内全体の治療が終わった後は治療した歯が問題ないかチェックします

数ヶ月に1回の定期検診ではレントゲンを撮りませんが1年に1回パノラマレントゲンという

全体が診れる撮影を行い治療した歯が問題ないか顎の骨の中までチェックしていきます

虫歯が神経まで進行すれば抜髄処置となってしまいます

そうなる前に定期検診で問題ないかチェックし

歯が悪くなってから治療するという習慣を改善しましょう!

歯が悪くなってから治療する日本人は

75歳で歯が残っている本数は

13、32本

自分の歯は28本あります

虫歯はエナメル質(自分の体の一部)

が溶ける唾液感染する

歯が溶ける病気です

ご家族みんなで虫歯予防することをお勧めしています

なんで今まで虫歯になってしまったんだろう?

考えたことはありますか?

磨かなかったからと答える方が多いですが・・・

詳しくはこちらをチェック

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https://www.arbre-dc.com/blog/どうして虫歯になるの?素朴な疑問を解決!/

提携しているお医者さん

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奏の社さとう小児科
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特定非営利活動同人POIC研究会
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