カーラ・セトルの歌声が凄すぎます!!!
時間があったら観に行きたい映画ですね
ストーリー
小さいころから貧しくも夢想家のバーナムは、令嬢チャリティと結婚。ニューヨークでつましい暮らしを始めて娘たちも生まれるが、バーナムが勤める会社は倒産。 しかしアイディアマンの彼は銀行から怪しい手筈で資金を借り、世界中のあらゆる奇妙なものを展示した「バーナム博物館」をオープンさせる。だが客足はかんばしくなかった。
そんなとき、彼は娘のある一言をきっかけにショービジネスの道へと進む。小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟など、世間から隠れるようにして生きていた様々な人を集め、いわゆるフリーク・ショーのサーカスを始めたのだ。 彼らのショーは大盛況になるが、批評家には認められず、市民の中には「街の恥さらし」と激しい抗議活動をする者も現れた。バーナム一家も裕福にはなったものの、上流社会からは単なる成り上がりの怪しいペテン師親子という扱いしかされなかった。
バーナムは劇作家のフィリップ・カーライルと出会い、彼をショーの演出家にスカウトする。誘いについ乗ってしまったフィリップは上流階級の出身だが、サーカスの一員である有色人種のアニーを見初めてしまう。
フィリップのコネにより、ショーの仲間を連れてビクトリア女王に拝謁することができたバーナムは、欧州随一のオペラ歌手とほまれ高いジェニー・リンドと出会う。 彼女のアメリカ公演を成功させれば、遂に上流社会の仲間入りが出来ると考えたバーナムは、フィリップに劇場運営を任せ、自らはジェニーの公演に全てを注ごうと決めた。
ジェニーの歌声は素晴らしく、初演は大成功で批評家にも絶賛される。バーナムの名声にも箔がついたが、そのせいでバーナムは劇場のショーの仲間に対して冷たくなっていた。劇場以外に拠り所がない彼らは必死にショーを続けるが、バーナム不在の劇場は人気が落ちて行く。
フィリップはアニーをデートに誘うが、たまたま出会ったフィリップの両親はアニーを侮辱し、アニーは逃げ去ってしまう。追いかけたフィリップは身分の差など関係ないと説得するが、アニーは不可能だと彼を拒絶する。
一方、バーナムは私財を投げ打ってジェニーの全米公演ツアーを敢行し、当初は大好評を博するが、その道中でジェニーから寄せられる好意以上の誘惑にバーナムは良心の呵責を感じ、二人は決裂。途中でツアーは打ち切りになってしまう。 ジェニーは最後の公演終了時に、バーナムに当てつけのように「お別れのキス」をし、新聞の一面を飾る。
バーナムの邸宅は差し押さえられ、チャリティは自分勝手なバーナムに愛想を尽かし、娘たちを連れて実家に帰ってしまった。 フィリップに任せていた劇場も、反対派との争いから放火されてしまう。アニーを救出しようとして火に飛び込んだフィリップは、バーナムに助けられた時には意識がなかった。
全てを失ったバーナムはパブで酒に溺れた。ショー仲間はバーナムを見つけ、彼にサーカスを再建するよう説得する。バーナムは、サーカスがいまや自らのためではなく、仲間や家族のためにあったことに気づかされたのだった。
重症のフィリップも、アニーに見守られてようやく回復した。バーナムは去った妻を追いかけ、関係を修復する。サーカスの財政的困難も、フィリップが彼の貯金を使って再建することを提案、野外のテントサーカスとして新しく蘇った。 新装なったショーは大きな成功を収め、フィリップとアニーは結ばれる。バーナムはフィリップにサーカスを完全に譲り、妻に寄り添われながら、家族との時を慈しむのだった。