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2017.08.18

歯が抜けずに大人の歯が生えてきた症例

当医院に来院しているお子さんです

定期的に虫歯予防で来院していますが乳歯から永久歯に生え変わる際に、今回のように大人の歯が裏側から生えてくるお子さんが当医院には大勢いらっしゃいます

 

今回は、このような状態になったらどうするのかをお話ししていきます

 

 

最初は、うっすら大人の歯の先端が生えている状態でした

この段階で、すでに子供の歯はグラグラしています

しかし、自然に生え変わることが多い為

経過観察していました

経過を見ていると

歯の裏側から、前回よりも永久歯の先端が見えるようになっています

この段階までくるとさらに乳歯がグラグラしています

のような状態の場合は

2通りの治療方法があります

1つ目
乳歯がすでに動揺(グラグラ)している場合は、自然に抜けてくることがあるため定期検診ごとに経過観察します

定期検診の間隔程度(2〜4ヶ月)間をあけても後続永久歯には影響がないため、ご家族の方と話し合って経過観察することを決めます

2つ目は、
噛むときに痛かったり、歯が動揺して抜いてほしいという希望があれば抜歯します

また乳歯の歯根の吸収が遅れていて、歯が動揺してない場合は後続永久歯の歯並びに影響が出るため抜歯します

ご家族の方が1番心配されることは、歯並びだと思いますがこの症例のような生え方をしていても歯の位置は、生えた位置で決まるわけではなく、内側に生えていても、舌の力によって外側に押されるため、徐々に正しい位置に向かって動いていきます。

しかし、永久歯の並ぶスペースが足りない場合は、外側に歯が移動したにも関わらず歯がずれてしますことがあります

そのような場合、歯並びを気にするならば

矯正治療が必要と考えます

矯正治療のタイミングは永久歯の生え方や年齢によりますが、上顎の前歯4本下顎の前歯4本が萌出していることと、6歳臼歯と呼ばれる6番目の歯の萌出があり、その段階で歯並びが気になる場合に矯正治療をスタートします。混合歯列期という時期に矯正を開始します。年齢では6〜8歳頃が適齢です

なぜこの時期からかというと、子供用の矯正する装置を入れるためには上顎の前歯4本、下顎の前歯4本が萌出していることと、6歳臼歯と呼ばれる6番目の歯の萌出がなければ装置を入れられないことがほとんどだからです

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混合歯列期の一般的な矯正治療を動画で紹介しています

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気になることがありましたらお気軽にご相談下さい
さらに詳しくは
子供の歯並び改善のタイミングを紹介しています

こちらから

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https://www.arbre-dc.com/blog/子供の歯並び改善のタイミング/

 

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