歯はここまでツルツルになります
歯石取り・着色取りは年に2〜3回程度をオススメしています
歯周病は、歯垢(プラーク)が原因で起こる歯周組織の病気です。
歯垢とは、食べかすや歯についた垢(あか)ではなく、細菌の塊です。
わずか1mg中に数億もの細菌が棲み着いていると言われており、その中の歯周病原菌が排出する毒素が歯肉に炎症を起こさせます。
しばらくすると、歯垢が唾液中のミネラルと結合して硬くなり、歯石になります。
歯石は歯と歯肉の隙間の歯周ポケット内に溜まり、歯肉を刺激し、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)まで溶かし始めます。
重度の歯周病になると歯がグラグラするようになるのはこのためで、歯を失う原因はむし歯よりも歯周病の方が多いと言われています。
歯周病は歯を失う原因第1位の怖い病気です
歯周病は細菌の感染によって引きこる病気で、実はむし歯よりも「歯を失う原因」として多くの割合を占めています。別名「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。こう呼ばれることには理由があり、痛みがないまま歯周組織(歯肉や歯槽骨など)を破壊し、気がついた時には重症化して抜歯しか選択肢が残されていない状態になってしまうことも少なくないためです。
普段のご自宅でのケアはもちろんですが、歯科医院での定期検診でお口の中のチェックとプロによるケアを受け、歯周病の早期発見・治療を心がけましょう。