歯周病は歯周病菌が歯茎の中に入り込むことで顎の骨を溶かしていく病気です
歯周病菌が親子間や夫婦間で感染することがすでに解明されています
飼っている犬の口からも家族と同じ歯周病菌が検出されたという報告もあります
どのように感染するかというと
唾液感染です
歯周病菌は世界一人間が感染している感染症としてギネスブックに認定されています
新型コロナウィルスも唾液感染で世界中に感染拡大していきました
飛沫感染を防ぐために3密を避けるというのが常識になりましたが、飛沫とは唾液がスプレーのように飛ぶことなので、簡単に言うと唾液感染です
最近、再び感染拡大が広がっている状態ですが
夜の街より朝の通勤ラッシュの電車の方が密なはずですが、毎日何千万人も密だったらもっと感染者が出ているはずです
なのに特定の場所からしかクラスターが発生していません
もっと感染拡大するならば電車通勤の方がよっぽど危ないはずです
しかし、そのようなことがこの数ヶ月起こっていないとするならば
私の予想ですが、
触るところは気にしないといけないかもしれないですが、日本人は電車内で人と会話をしないというマナーがあります
だから話した時に唾液が飛ばないため飛沫感染が少ないのではないでしょうか。マスクしている効果やとの触った後はアルコールジェルで手の表面を常に消毒している効果もあるかもしれません。
(私の勝手な予測です)
話がそれましたが、
歯周病菌は、飛沫感染はしませんが
スプーン、ペットボトル、箸、ストロー、コップの飲み回し、キスで唾液感染します
だから親子間や夫婦間でクラスター感染するわけです
しかし、歯周病菌がうつることと、歯周病になりやすさは違うようです
ご夫婦の一方は重度歯周病なのに、もう一方は歯周病になっていないこともあります
歯周病菌が感染しても、常に専門的な歯のクリーニングを受け、自分自身では取り除けない歯石をとって綺麗にしている口腔内は歯周病が進行しません
歯周病の進行や発症には、歯周病菌だけでなく喫煙や免疫力、糖尿病などの基礎疾患も関係しています
歯周病が進行すると糖尿病になりやすくなり、歯周病が改善すると自然に糖尿病も改善することもあります
歯と歯茎の間の歯周ポケットは、体の中に通じる入り口のようなもの
歯茎に炎症があり歯周ポケットが深くなっている人は、歯周病菌が毛細血管から入り、心臓や脳にまで流れています。
動脈硬化を起こした石灰化物には歯周病菌が存在しているという報告もあります
多少のことでは全身疾患を引き起こすことはありませんが、年に2、3回は歯のクリーニングで歯石とりを行うことをお勧めしています
アーブル歯科クリニックでは
健やかな口と書いて 『健口』けんこう と考えています
『健口』が カラダの『健康』をキープできるという考え方です
歯医者さんが久しぶりの方も、いつも定期検診で予防している方も
ご家族で一緒にアーブル歯科クリニックのプロフェッショナルケアを受け健口的な生活を送ってみませんか
ご家族で一緒に予防プランをご用意しています
ウィルス感染対策をしっかりおこなっている空気がキレイな個室診療室で安心して歯のクリーニングを受けていただけます